覚えておきたい遺言書とエンディングノートの違い

伝える内容の違い

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遺言書とエンディングノートの大きな違いとしては伝える内容の違いがあげられます。
それゆえ、混乱やトラブルを招かないためにも、記す内容にも注意が必要です。
まず、エンディングノートは何を書くかも自由ですので、自身の生年月日や住所を記しておいたり、葬儀をどんなスタイルにしてほしいのか、遺影にはどの写真を使って欲しいのかなどを記しておくこともできます。
そして残された家族に感謝のメッセージを残しておきたいという場合もそれを記しておくのも良いでしょう。
さらに意識不明になった場合のことも考えて、延命治療などに関する内容など生前のことを記すこともできますし、法的な効力はないものの資産に関する記述も行えます。
遺言書ではエンディングノートのように自由な記載という訳にはいきませんが、相続に関することを書くことができ、法定相続分と異なる割合で相続分を指定したり、相続人の廃除や排除の取り消しも行うことができます。
さらに、相続人を問わずに誰にでも財産を贈ることができる遺贈や、婚姻届けを出していない男女間にできた子供の認知などを記すことも可能です。
この他には遺産分割方法の指定や遺産分割の禁止、遺言執行者の指定、未成年者の後見人の指定など様々な内容を記すことができます。
法的効力がある書類ですので、正しく書いておけばそのまま実行されることが多くなっていますが、書類に不備があると無効となってしまう可能性もありますので、しっかりと確認しておくことが大切です。